家づくりにまつわる思い、四季折々に感じたこと、モアのまわりで起きたことなど、
おばちゃん力を振りかざす美雪社長(?!)をはじめ、
スタッフ総出で綴りるブログです。ときどきダンディな会長も登場しますよ。
家の補修は業者がやるのが当たり前?
家の補修は業者に依頼する。これは日本流の考え。しかしハンズマンなどに行けば何でも揃っていて家の補修は誰でもできるし、子どもでもできる事が多い。ペンキを塗る、棚を付ける、しかしすぐに電話して業者に依頼する。最近はDIY流行りで、いい傾向にあるのだが、家は手入れをしないと傷んでくる。家は自分で管理することでもっと愛着が沸くはず。お父さんは住宅ローンに追われ仕事ばかりして、休みの日には寝ているか、退屈している子どもをショッピングセンターに連れていく。以前聞いた話だが、イギリスでは休みにはご主人が子どもとホームセンターに行き、奥様はファブリックや家具にこだわるという話を聞いたことがある。家の事を家族みんなで考え、物を大切にしているのだ。親の姿を見ている子どもは「家は手入れしながら住み続ける」と自然に思うのだろう。作り出すことや持ち続ける楽しみを知らないと、たやすく買い物をする。買っても満足できずまた買う。休みの日には「ショッピング」が当たり前になる。家を手に入れたらぜひ家で遊んでほしいし、家の為に何か家族の「手」で施してほしい。先日当社で行った「箱作りDIYイベント」に参加した子供達の表情は輝いていた。大人たちはそんな楽しみを与えてあげてるのだろうか。
2017.11.09
会長のブログ ~足元を見られる~
熊本の再開発の為に辛島公園一帯は大きく変わっている。昔の辛島公園を思い出してみると、靴磨屋さんが箱を並べて呼び込みをしており、若かった私は断れずに箱の上に靴を差し出したものだ。当時銀行に勤務している友人から金融機関も借入審査には足元を見て判断する場合がある、とまでいわれたこともあった。足元を見た時に泥だらけの靴であれば一生懸命さは伝わるだろうが余裕は感じられないのだろう。また、一見さんお断りの料理屋に行っても、ベテランの下足番が居て、靴を見て仲居さんに部屋を指示するなど、まさに職人技とも言われていた。余裕のある人は頭から足元まで気を遣うわけだ。余裕といっても時間の余裕、懐具合、いろんな余裕があるが当時若かった私は舐められまいと見栄を張り、余裕があるように見せていた。それが男なのだ。そんな私は昔から天気の良い週末に玄関先に靴を並べ靴磨きをする。社員に靴磨きを伝授するほどの腕前だ。靴は高価なものでなくても手入れをすると長持ちする。毎日同じ靴を履けばすぐ傷んでしまうから勿体ない。私たちの仕事はご自宅に上がらせていただく事が多い。靴を脱ぎ、その靴を丁寧に並べる所作までを見られている。玄関に並んだ自分の靴を見られた時にどう思われるか。夢を語って頂く相手として相応しいのか。家づくりのパートナーとして相応しいのか。まさにこの瞬間、足元を見られるのだ。
2017.11.08
撮影
こんにちは! 今日は会社スタッフ全員である撮影をしました! 何の撮影かは内緒ですが、やはりプロの違いますね。 皆で撮ってもらった写真を見て吟味致しました! お客様目線とプロ目線 どっちも大事ですね! 家づくりも同じです! ざっくりとまとめましたが今日とった写真は時期がきましたらお見せいたします! お楽しみに!!! そして光の森モデルハウス 薪ストーブ着火致しました! 皆様、お待ちしてマース!!!
2017.11.05
晴れました
ブログをご覧の皆さまこんにちは 久しぶりの晴れ!しかも今週は3連休! 予定を立てていらした方もそうでない方も充実した3連休になるとよいですね。 先日、某アウトドアショップに行ってきました。 最近は色んな便利グッズがあったりおしゃれな小物があったりと、外でも快適に過ごせそうですね。 寒くなると家に籠りがちになりますが、楽しいアウトドアグッズを手に入れて 素敵な家族の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか? 当社からリリースしたばかりの「HUCK」はそんなアウトドアがお好きな方はもちろんの事 みんながワクワクするお家作りをご提案しております。 詳細につきましては、当社HPもしくはモデルハウスへお越し下さい。 お待ちしております。
2017.11.04
第5回建築講座『釘を刺す(打つ)』
皆さんこんにちは!第5回建築講座のお時間です! この建築講座シリーズ、月1回のペースを目指して頑張ります! さて、第5回の今回は『釘を刺す(打つ)』です。 意味は後で面倒事が起こらないように、念を押すことのたとえで釘を刺すと言われています。 このことわざ良く聞く言葉ですよね。良く使いますし、時には周りの人からいわれることもあるのではないでしょうか? 私は・・・日常茶飯事です(笑) しかし釘を刺すという事は建築では当たり前のことです。釘が無いと家は建ちません。 ではなぜ念を押すという言葉で使われているのでしょうか? それは昔の家の構造に答えが隠されています。 昔の家は梁と柱の接合部分に接合金物や釘(ビス)を使わず継手や仕口のみで接合していました。 今は金物結合が当たり前ですが、材料が少なかった昔は職人さんが木材に一つ一つ刻みをいれて結合していました。 一見不安に思う構造ですが、今でも築100年の古民家がしっかりと建っているので、いかに昔の技術が高かったのか分りますね。 しかし昔の職人さんも継手のみは不安だったのでしょう、継手のあとにより強度を持たせるため、念のために釘を打っていたそうです。 この作業から『釘を刺す』ということわざは念を押すという言葉で使われるようになったそうです。 今は様々な道具があり技術が開発され、多様な住宅が建っています。 しかしその技術も道具も、使いこなす職人さんがいなければ宝の持ち腐れです。 何気ないことわざは昔の建築の建て方が隠されているんですね。 では次回をお楽しみに!
2017.11.03