家づくりにまつわる思い、四季折々に感じたこと、モアのまわりで起きたことなど、
おばちゃん力を振りかざす美雪社長(?!)をはじめ、
スタッフ総出で綴りるブログです。ときどきダンディな会長も登場しますよ。
プロでも勘違い。家づくりをケチると住宅貧乏になってしまう。そんな事を学びました。そこで今回、松尾和也氏著の「ホントは安いエコハウス」をご紹介します。
髙い断熱性能を持つ住宅は燃費の良い車と同じようなもの。しかし一口で燃費の良い車といっても燃料1ℓあたり17kmからプリウスみたいに40kmと程度も様々。住宅業界でも2020年に「次世代省エネ基準」と呼ばれる基準が義務化になりますが、車に例えれば17km/ℓの水準です。つまり自慢できる水準ではないということです。性能の良さはセールストークに惑わされずしっかり把握しなくてはなりません。車なら乗り換えも容易ですから燃費の良い車が出るたびに乗り換えることも可能。しかし家の場合は最低でも40年は住み続けます。住む期間の光熱費を考えればいくらお家の価格が安かったとしても「安物買いの銭失い」になりかねません。このような住宅会社の選定に役立ててほしい、本当に良い家を造ってほしいという思いが伝わる本です。