12月にある住宅会社で新築された方が来られました。本当は夫婦の好きな理想的な家があったのに、好みを伝えても、出来ない、選べないとの事で言われるがままに完成したんです。諦めきれないけど、まだ2回しかローン払ってない状態だし、どうにかなりませんか。と相談がありました。とりあえず見に伺い話を聞いてはみますが、12月ってなかなかの新築でしょ、、、新築おめでとうございます。って言われる頃の話とは思えませんでした。しかし理想と違った提案に逆らえず進んでしまうのが現状でしょうか。我が社であり得ないと思ってますが、お客様の本心はどうなんでしょう。同じ方向を向いて進めていくべきです。

MORE interior  洗面所・・シンプルな洗面所、造作洗面台をご提案することもありますが、メンテや保守や掃除などを気にするからにはメーカー商品をオススメします。かっこ良さばかりにとらわれず、長く付き合っていけるアイテム選びが長く愛せる我が家つくりの秘訣です。創業40年以上、いろんな失敗を繰り返して今があります。

どんな素敵な家が完成するのか、かなり楽しみです。

5000万戸以上ある住宅、そして耐震基準以前の住宅は13007万の3割が築35年以上で、耐震が確保されていません、またそこに住む方が高齢者の場合が多く、問題なのは、居住の危険性とさらにはその家が誰に引き継がれず空き家になる事です。空き家が増えた町は環境の悪化も深刻になります。だからこそ、高性能な住まいを作り何代にも渡り住めるようすること、または、耐震を強化さ更に寿命を延ばすリノベを行い引き継がれやすくすることです。無計画に安価な低性能を作り、いつしか町が壊れていくことを止めたいです。