今日のモアさん


家づくりにまつわる思い、四季折々に感じたこと、モアのまわりで起きたことなど、
おばちゃん力を振りかざす美雪社長(?!)をはじめ、
スタッフ総出で綴りるブログです。ときどきダンディな会長も登場しますよ。

 

近頃コンビニの店頭でクリスマスやバレンタインといった年中行事や季節を感じます。もうすぐ節分とあって店頭には様々な品が並んでいます。節分といえば豆まきをして邪気払いするのが伝統的ですが、近頃は恵方巻の方が節分のイメージです。 むかし母が話していたのが、鬼は柊の葉のトゲを嫌うから鬼門の方角に柊を植えて邪気払いをするのだそうです。旧居の垣根に柊が植えてある処を見かけますが、意味のある庭づくりなのでしょう。最近では生垣といえばプリペットなどのモダンなものが人気です、建物もモダンになり、深緑の柊は疎遠となりご依頼されることが少なくなりました。(そういえば今年も植木市が始まりましたね、楽しみです) 以前にもお話したかもしれませんが、昔から庭にはいろんな意味のあるものを植えていました。南天の木も、厄災を退け難を転じ福となすの語呂合わせで鬼門や軒先に植えていました。お正月の生け花でも縁起物の花材として喜ばれます。また水仙の花もあの芳香と綺麗な花の姿から庭先に植えてあります。別名「雪中花」ともいい雪の中でも春の訪れを告げるのです。花や植木は暮らしの中に季節を感じさせてくれ暮らしを豊かにしてくれます。 家づくりをご提案する中で、忙しい日々の中でも日本の暮らしの良さを感じ、昔ながらの丁寧で豊かな暮らしのご提案ができればと思います。庭木や花を飾る空間など工夫していきましょう。 添付写真は福井の県花の水仙です。(綺麗に花を咲かせ我が家が良い香りに包まれています)